「地元写真集に涙と嬉しさの回想法」

グループホームいきいき長寿にて

涙が流れる回想法。
人間の記憶とは、

近年のものより過去に遡るほど強烈なものとなるのでしょう。
この写真集は認知症高齢者の方々にとっては、

個人的な写真アルバム同様に思い入れが強いのかもしれません。
人の顔写真だけでなく、地域の懐かしい風景は、

ごく自然に当時の若い時の様々な記憶を呼び起こすのでしょう。
特に足腰も丈夫で独歩される90歳代の利用者様2人が毎日、

この写真集を眺めてはジッと瞑想したり、
時に涙あり、また嬉しそうに語り尽くしてくれます。

回想法は我々、若者にも時には必要であることを教えられました。